2011年7月18日月曜日

歌録りの考察

今回のレコーディングはある意味自分達の精神的な成長と音楽スキルを上げるために必要な通過点だと最近は感じています。
僕自身のギター録りの方法も自分なりに見つけたし、今は歌をどのような方法で録音していくか考察しています。
レコーディングというのは全てのアラが出てしまうのでライブと違い精神力が必要。
ただそれだけだとこだわりだすと暗礁に乗り上げてしまう。
やはりいかにして自分自身、相方がやりやすい環境で取り組めるかがミソですね。

段取り8割。

仕事をするうえでの鉄則ですがレコーディングにももちろん当てはまります。
今回はその方法を模索しつつという感じなので遠回り遠回りな感じな気がしちゃうんだけどその方法を手に入れたらその後の恩恵は大きい。

僕のギターの基盤がワンマンリズムセクションなだけにガイドとなるコードが常に鳴っているという環境では歌えない。
ガイドが無い状態で安定したピッチを保つには相方個人のピッチメモリーの安定が必要。
っということでしばらくデイリーに歌い込む練習をしてもらっていました。
それでもレコーディングしていく中で完全にピッチを当てるのは非常に難しく、今度はシンセサイザーでガイドとなるメロディーを聞きながら録音。

すると。。

今までに無い位ピッチが安定。

今の時代ピッチシフターなるものがあり多少のズレは簡単に補正できる。
でもそれやっちゃうと相方個人の成長は止まってしまうし、今後の人生にも良い影響は与えられない。
この方法であれば相方の負担も軽くなるし、正しいピッチメモリを身体に植え付ける事ができると。

便利というのはある意味不便なものなのかもしれませんね。
自力を上げる事や身をもって体感して覚えたスキルは間接的にもきっと良い恩恵を与えてくれるのかもしれません。
少し兆しが見えたかな。
もう少し(^ ^)

byたいよー