2012年3月3日土曜日

改めて考える映像作品

ここ最近よく映像作りをしていて色々なPVを見るようになりました。
回転率の早い映像を作る事もどんどんアップしていく楽しみというのがありますが、やはり何度も見たくなってしまう映像というのは中身のコンテンツがとにかく凝っていて映像作品としてクオリティが高いんですよね。
ちゃんと絵コンテや構成を練って隅から隅まで作り込まれた作品。
とにかく時間をかけて一つの作品を作っているというのを感じる動画は何度見ても飽きません。
レコーディングで何千テイクと録音して作り込んだ作品はライブでは到底到達する事のできないクオリティになったりします。
それは何ヶ月も要する作業だったりします。
映像だってそれくらい趣向や中身を充実した作品を作りたいなぁ〜と最近は思いますね。
paranoaが一番時間をかけて作った映像はマキシシングル「グラデーション」のCM。
映像クリエイターでもあった蘭ちゃんが手がけました。
絵コンテから始まって編集作業全般てがけてくれました。僕はこの時映像まったく分からずおまかせで申し訳なかったんですが汗
撮影は蘭ちゃんが所持しているNikon D-90。


フォトショップで作った画をキーフレームを動かしてアニメーションに動きを付けてます。

同じ体制のまま横に滑っていく映像は「コマ撮り」をしています。
細かく切った映像を繋げていく事で通常では不可能な動きをする事ができます。これは面白い技術です、もの凄い時間かかりますけどね。


映像を撮るときの位置や角度はすべて絵コンテに基づいて撮影しています。
行き当たりばったりではなく最初に詳細にアイデアを固める絵コンテはレコーディングで言う所のプリプロのような作業なんでしょうね。

っという感じでたった30秒そこらの映像ですがかなり時間かかってます。
これを一曲丸ごと。
5分前後の映像作品を作り込むのにどれぐらいのアイデアを盛り込み時間がかかるのか想像しただけで恐ろしい汗
ですが今はそれだけの作品を作ってみたなぁ〜と思いますね。
今なら少しは僕も力になれるでしょうしね。
こうやって考えてる時点で楽しみ!
どういった形にしても僕は自分がやりたいな!って思う事は大概違った形にしても気づけば叶うのです笑