2012年8月18日土曜日

坂本真綾が好き

 
上京したての当時22歳だった僕は暇があった時は一人で東京散策によく行っていました。 その時は確か上野のアメ横だったかな?
靴屋さんで靴を物色していると店内に流れてくる音楽で足が止まりました。
「凄い良い曲!」なんとか曲が終わる前にメロディーとサウンドを必死で覚えたりして。 その後誰のなんていう曲なのか分からないまま数日が過ぎました。
 当時はPCもなくその曲を探す術がない。
 そういう状態だと更に気になってしまいますよね。
ある時たまたまTVを見ていたらアニメのエンディングソングを聴いてビックリ。
「あの靴屋で流れていた曲だ!」 偶然出会って曲名とアーティスト名を控えました。
 「坂本真綾-マメシバ」 という曲。
当時作曲にハマっていた僕は自分の作る楽曲がありきたりでワンパターンで少し捻った曲が作れないものか悩んでる時だったんですね。
 アーティスト名が分かったとたん近くにあるCDショップで物色したのは言うまでもない。 その時から坂本真綾さんの楽曲はよく聴くようになりました。
 坂本真綾さんがインタビューでこんな事言ってました。
「なんのクセもない普通がコンプレックスだった」「でもある時普通でいつづける事って特別な事なのかもしれないと思った」と言っていました。
 坂本真綾さんの歌声はクセがまったくないんですよね。
 しかも常に鍛錬を怠らないのがよく分かる全くピッチをはずさない安定感。
 クセが無いだけに聴きやすくライブでも全くピッチをはずさない安定感は聴いていてポカンとするほどです。
 正直メロディラインは起伏の激しいメロディが多い楽曲揃いなのにライブであれほど安定感があるのは色々なアーティストのライブ映像を見てきましたがこの人くらいです。
 僕的に一番ですね。
自分の得意な帯域のメロディではない楽曲にトライし続ける事で幅広い帯域と安定感を身につけたのかも。僕よりも年齢の若い方ですが尊敬しています。
 今後も動向は見守っていきます。
チャンスがあればライブも見に行きたい所です。